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【ウレタンフォームの加工方法まとめ】トムソン・プロッター・スライス・プロファイルの特徴と選び方
ウレタンフォームの加工方法は用途に応じて、数量・形状・精度・コストの条件から最適な加工方法を選びます。
本記事では、代表的な トムソン(打ち抜き)・プロッター・スライス・プロファイル加工 の特徴を比較し、用途に応じた最適な加工方法をわかりやすく解説します。
ウレタンフォームは緩衝材・シール材・梱包材・クッション材など幅広い用途で使用される発泡素材です。同じ素材でも加工方法によって仕上がりやコストが大きく変わるため、加工方法の選定は製品の品質とコストに直結する重要なポイントです。
ウレタンフォーム加工の基本構造
ウレタンフォームは柔軟で加工性が高く、形状・厚み・用途に合わせてさまざまな加工が可能です。加工方法を正しく選ぶことで、性能を最大限に引き出しながらコストを最適化できます。
トムソン加工(打ち抜き)|量産性と形状精度に優れる

トムソン加工は、金型(トムソン刃)を使ってウレタンを打ち抜く加工方法です。 シール材・パッキン・当たり材 など、寸法精度が求められる用途に最適です。
特徴
- 同形状を大量生産でき、量産コストが低い
- エッジがきれいに仕上がる(特にポリエステルフォーム)
- 複雑形状も金型設計で対応可能
注意点
- 初期費用として金型費が必要
- 加工時の圧縮変形を考慮した寸法調整が必要
プロッター加工|金型不要で試作・小ロットに最適

プロッター加工は、刃物を制御してウレタンを切り出すデジタル加工です。 試作・小ロット・多品種 に向いています。
特徴
- 金型不要で初期費用ゼロ
- 図面データから即加工でき、短納期に強い
- 形状変更が容易で、試作に最適
注意点
- 大量生産には不向き(加工時間が長い)
- 厚物や高硬度材は加工条件の調整が必要
スライス加工|厚み調整と表面仕上げに最適

スライス加工は、ウレタンブロックを一定の厚みにスライスする加工です。 シート材・貼り合わせ用素材・クッション材 に広く使われます。
特徴
- 厚み精度が高く、均一なシートが作れる
- 表面が滑らかで積層加工に向く
- 大量生産に適した加工方法
注意点
- 薄物(3mm以下)は反りが出やすい
- 素材の密度・硬さによって刃物選定が変わる
プロファイル加工|凹凸形状や特殊形状に対応

プロファイル加工は、ウレタン表面に凹凸形状を付ける加工方法です。 波形(プロファイル)・溝加工・特殊形状 など、立体的な形状が必要な場合に使用されます。
特徴
- 波形・溝・段差など立体形状を再現できる
- 緩衝性・通気性を高める加工が可能
- 梱包材・マットレス・吸音材などに使用される
関連:プロファイル加工の詳細はこちら 吸音・遮音のしくみと素材別の特徴とは
注意点
- 加工設備が限られるため、対応工場が少ない
- 形状によってはコストが高くなる場合がある
加工方法の比較表
| 加工方法 | 特徴 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| トムソン | 量産性・形状精度が高い | シール材・パッキン | 金型費が必要 |
| プロッター | 金型不要・試作向け | 小ロット・多品種 | 大量生産に不向き |
| スライス | 厚み精度が高い | シート材・クッション | 薄物は反りに注意 |
| プロファイル | 立体形状が可能 | 緩衝材・吸音材 | 設備が限られる |
加工方法と素材選定はセットで考える
加工方法を選ぶ際は、素材特性との相性も重要です。
- ポリエーテルフォーム:柔軟性が高く、スライス・積層に向く
- ポリエステルフォーム:機械的強度が高く、トムソン加工に最適
- PEライト・EVA:独立気泡でプロッター加工と相性が良い
スポンジのプロが提案する最適な加工方法
加工方法の特徴を理解したうえで、実際の製品に最適な方法を選ぶには、素材特性や数量、コストなど複数の条件を総合的に判断する必要があります。そのため、加工の専門家によるトータル提案が大きな安心につながります。
当社では、イノアックコーポレーションの代理店として、 素材選定から加工方法の提案、試作、量産まで一貫対応しています。用途・数量・コストに合わせて最適な加工方法をご提案し、製品化まで安心してお任せいただけます。
ウレタン加工でお困りの際は、ぜひ「スポンジのプロ」にご相談ください。最適な方法を丁寧にご案内いたします。
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